
鶏が先か卵が先か
「鶏が先か、卵が先か」(にわとりがさきか、たまごがさきか)という因果性のジレンマは、
平たく言えば「ニワトリとタマゴのどちらが先にできたのか」という問題である。
ジレンマとは
俗に、相反する二つの事の板ばさみになって、どちらとも決めかねる状態。「―に陥る」。また、論理学で、両刀論法。
でも書きましたが、もう少し詳しく書きます。
私は女性用デリケートゾーンケア商品専門メーカで7年働いていました。
そこでは、オーナーのやりたいことを形にするために日々仕事に取り組んでいました。
オーナーが「こんな商品があったら女性は喜ぶんじゃないか?」という
商品を日々考え、商品開発していました。
一方的にオーナーが考える卵「商品」を買ってくれるニワトリを探し続けます。
オーナーに「ニワトリ(ニーズ)」がいません!と言うと、
「ニワトリ(ニーズ)」は作るもんなんだよ!そうすれば一番になれるんだ!
黙ってニワトリ(ニース)を探せ!
「ニワトリ(ニーズ)」に合わせて商品を作ること。
一番最初にやるのは「ペルソナ」を決めること!
でも書いてます。
ニワトリ(ニーズ)は何を求めているのか?を徹底的に考えます(ノウハウ)。
そこで設定したペルソナをもとに商品開発を始めます。
具体的にどんなことを進めるかを例を交えて説明します。
具体的な商品開発
- 商品コンセプト
- カテゴリ
- 商品名
- パッケージデザイン
- 独自性
- 価格
商品コンセプト
まず商品コンセプトを決めます。
誰を?
どのように?
どうしてあげるのか?
シンプルに書くと、例えば
40代の女性を
酵素ドリンクを通して
綺麗にする
こんな感じですね。
カテゴリ
健康食品
酵素ドリンクなので、カテゴリは健康食品です。
商品名
商品コンセプトで書いた40代女性をきれいにする酵素ドリンクだと
言うのがわかる商品名にします。
ここでは、「40代に求められる酵素のチカラ」(笑)としておきましょう。
これは、ある業種の店名をモチーフにしています。
【地名】で△められる□の〇〇〇
いかがわしいお店の名前なので、伏字で埋め尽くしました。(笑)
パッケージデザイン
40代の女性に馴染む酵素ドリンクとわかるデザインにします。
もしくは、ブランドで統一されたデザインの酵素ドリンクとわかるデザイン。
独自性
酵素と言ってもかなりの種類は品質があるので、他社にまねが出来ない
特別な酵素を開発します。
ここは、とても難しいことなのですが、これが出来れば一気に天下を取れる
商品になります!
逆に言えば、これが無いと売るのがすごく大変になります。
酵素ドリンクなんてありふれていますから。
価格
これが一番難しいです!
しかし、これだけは言えます!
安く売るな!
これは絶対です!
前職はA8さんに広告主として登録していました。
広告主の立場から見てみましょう。
定価1,000円
原価150円
利益500円
販促物200円
合計 850円
とすると
定価1,000円-850円(原価・販促物・利益)=残り150円
定価1,000円の商品があるとして、利益率を50%と設定すると、
1個売るごとにMAXで150円までしかアフィリエイターに支払うことが出来ないということです。
こういうことを把握しておくことはとても重要です。
売れる広告・売れない広告を見抜く力が必要と言われます。
それは、数字で見るのが一番正確で早いかもしれませんが、ページを作ってみる前にメーカの事情も
把握できるとより、この商品が売れる(ページ作るべきか?)かの判断もしやすくなります。
においをかぎ分けられるようになりたいですね。
卵(商品)にあわせてニーズを探すこと
これは本当に大変です。こじつけも必要になってきます。開拓も必要。
顕在顧客と潜在顧客
顕在顧客とは
マーケティングにおいて、すでに顧客(利用者)となっている者。
将来顧客になる見込みのある者を指す「潜在顧客」の対義語として、
「いかにして潜在顧客を顕在顧客に変えるか」といった議論において言及される。
潜在顧客とは
潜在的な顧客のこと。
特に、自社の製品やサービスなどはまだ購入したことがないものの、
新規開拓によって、顧客になってもらえる見込みがあるような種類の人や企業のこと。
当然最初は顕在顧客に向けて商品を販売していきますが、どうしても
頭打ちになってしまいます。そもそも顕在顧客の100%にアプローチすることも
難しいのですが。
ここで一番キツイのが、ニーズにあっていない価格設定をしてしまっている場合です。
どうしようもないですよね。
300円とすると広告費が0(ゼロ)になってしまうので、定価を上げたいのですが、
競合の商品群が1,000円前後で売られている場合、ますます競争力が弱まってしまいます。
かと言って、原価を落とすとすると材料費や配合量などを変更することになり、商品の
価値が下がってしまう。もうこうなると八方塞がりです。
言い訳ととらえていたかもしれません。ただ、最初の設計は重要だということです。
結論としては、ニワトリ(ニーズ)をもとに商品開発が出来た方が拡張性があることになります。
ただ、実際はこんなすごい原料があった!これをどうやって売ればいいか?
考えてという流れが圧倒的に多いのです。
ニワトリ(ニーズ)からのアプローチ ⇒ 競争力の強い商品を作るの大変
卵(商品)からのアプローチ ⇒ 競争力の高い商品だが、頭打ちになりやすい
ここら辺はブランディングという概念が重要になってきます。
メーカーはこぞってブランディングに注力していくわけです。
ブランディング
ブランディングと言えば
ライザップがわかりやすいですね!
ライザップ = コミット(目標を必ず達成するプロ集団)
ライザップブランド一覧※2017.7.23現在
- ゴルフ
- 英語
- 食べ物
- 料理教室
- ディアゴスティーニ
どれをとってもすごく結果が出そうなイメージが湧きますね?
これが、
ブランディング
ブランディングとは?
ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、
企業と組織のマーケティング戦略の1つ。
ブランドとして認知されていないものをブランドに育て上げる、あるいは
ブランド構成要素を強化し、活性・維持管理していくこと。 また、その手法。
個人で活動しているアフィリエイターも例外ではありませんね!
自分というブランドを確立する。そのために色々なことを一生懸命頑張る!
お客様にお得な情報をご提供します!って言うのも、
提供できる自分のブランド力を高めるためにしていることと言えますね!
頑張るぞ!
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